ひととき
設計とは生活の種を蒔き、それがよく育つように環境を整えることだと考えています。
生活の種とは、生活のかたちをつくる原理です。
そのかたちは時代や自然に呼応したもの、あるいは人の心に響くものであったりします。
そして次世代の種をつくるかたちでもあります。
それは人が木や植物を育て、ある一時の生活を営み続けることに似ています。
ひととき この言葉には、人と木・一時という読み方があり、
人と自然・ある時間の循環を象徴した設計理念を表現しています。